インナーリングはどうやって使うの？更新済み 9 months ago
Opusには、外側のリング(アウターリング)と内側のリング(インナーリング)の2つの挽き目調整リングがあります。これらのリングを使用して、最適なグラインドサイズを設定します。
一般的な抽出方法に推奨される設定を確認するには、ホッパー蓋の中にあるガイドを参照してください。
アウターリング
アウターリングは、Opus上部外側にあります。このリングは、1から11までの数字の間でグラインドサイズを調整できます。ここでは1が最も細かい設定で、11が最も粗い設定です。各数字の間を調整ができる4つのステップがあり、合計41のステップがあります。
インナーリング
インナーリングは、ホッパーを取り外すことでアクセスできます。
インナーリングを使用すると次のことが可能になります。：
アフターリングでの挽き目の微調整
インナーリングを1ステップだけ調整すると、アウターリング1ステップの2/3（.667）だけシフトさせることができます。外側のリングは0.25のインクリメントで計測されるため、内部リングを利用することで、その間隔を1/6の計測で調整できます。
真のOpusマスターになりたい場合：アウターリングの1ステップは、刃の高さの移動量で50ミクロンに相当します。インナーリングはこの調整を3分割して、16.7ミクロンの刃の高さの調整が可能です。
Opusのグラインド範囲を拡張
インナーリングを片方の端まで調整すると、外側のリングが「0」（1より数字が1つ細かい設定）および「12」（11より1つ粗い設定）に到達できるようになります。これは、インナーリングには最大で6つのステップがあり、6つのステップがアウターリング4ステップ分に相当するためです。
Opusのキャリブレーション
長期間にわたって使用すると、コーヒーの挽き目が粗くなってくる場合があります。これに対処するために、インナーリングを細くなる設定に調整できます。刃の摩耗は通常の使用でも発生する自然な現象です。
インナーリング 基本の使い方
- ホッパーが空であることを確認します。
- アウターリングを「6」、中央の位置に合わせるように回転させます。
- ホッパーを時計回りにひねってグラインダーから外し、持ち上げます。青いインナーリングが見えるはずです。
- 親指と人差し指で、インナーリングの2つの露出したタブに均等な圧力をかけて底に当たるぐらい押し下げます。
- 押し下げた状態で、もう片方の手でアウターリングを任意の方向に回転させます。これにより、インナーリング上の矢印が差す位置が変わります（「ー」の方向に反時計回りに回すと細かく、「＋」の方向に時計回りに回すと粗くなります）。
- インナーリングの1ステップは、アウターリング1ステップの3分の2に相当します。インナーリングには合計で6つのステップがあり、細かくなる方と粗くなる方のどちらの方向にも6つあります。
- 目的の設定に到達したら、インナーリングを離してパーツ同士がしっかり噛み合っていることを確認します。
- 最後に、ホッパーを取り付けます。ホッパーがしっかりと装着されOpusが起動することを確認してください。Opusが起動しない場合は、ホッパーを外して再調整する必要があります。
少しだけ細かくしたい時、、
- アウターリングを少しだけ細かく設定したい位置に調整します。
- その状態でホッパーを外し、インナーリングを押し下げた状態でもう片方の手でアウターリングを反時計周りに1ステップ分回します。インナーリングの矢印が1ステップ分「ー」の方に振れている状態になるはずです。
- インナーリングを離して、パーツ同士がしっかり噛み合っていることを確認したら、ホッパーを取り付けます。
- アウターリングを1ステップ細かい方へ回します。
→これで、当初の設定していた位置より、少しだけ細かい位置に設定することができました。
少しだけ粗くしたい時、、
- アウターリングを少しだけ粗く設定したい位置に調整します。
- その状態でホッパーを外し、インナーリングを押し下げた状態でもう片方の手でアウターリングを時計周りに1ステップ分回します。インナーリングの矢印が1ステップ分「＋」の方に振れている状態になるはずです。
- インナーリングを離して、パーツ同士がしっかり噛み合っていることを確認したら、ホッパーを取り付けます。
- アウターリングを1ステップ粗い方へ回します。
→これで、当初の設定していた位置より、少しだけ粗い位置に設定することができました。